1866年には布海苔を使用したそばが存在していた!
当店の創業は1889年とされています。
その前からもちろん布海苔をつなぎに使用したそばはあったのだと思っていました!
江戸時代の歌舞伎役者・三代目中村仲蔵の自叙伝「手前味噌」にて
1866年に興行で新潟に寄った際に「小千谷でねずみ色の磯臭いそばを食べ、聞いたところつなぎに角又(つのまた)と醤粉入れていると答えた」との記述が!!
角又=布海苔 1886年には布海苔を使用したそばが小千谷にはあったことが証明されました!
他にも秋田県雄勝郡羽後町に1818年創業の「弥助そばや」がある。
こちらの創業者は大阪で通称砂場と呼ばれるそば屋で修行し秋田に帰る途中小千谷に寄った際に布海苔入りのそばに出会い、修行先の砂場と小千谷の布海苔を合わせた「西馬音内そば」を作った!
これらの事実に基づくとへぎそばの原点である「布海苔をつなぎに使用したそば」は今から200年以上前から小千谷では食べられていたのかもしれないですね!